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協立化學産業株式會社

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2液混合樹脂 ~ 開発者の聲

期待される接著技術の形へ

UV硬化と常溫硬化を実現

UV硬化と常溫硬化を実現

當社で取り扱っている2液混合型接著剤は、エポキシ系などの2液反応型接著剤とは違い、觸媒反応で硬化する技術であるため、おおよその混合比でも特性を発揮する特徴を持っています。

一般的なUV硬化型の接著剤と同様に光りで硬化し、更に常溫下で硬化することを特徴としているため、光りの當て辛い箇所も硬化させることができます。

「2液混合樹脂」へのアプローチ

當社では、従來より2液硬化型接著剤を手がけていましたが、UVで硬化することの手離れの良さ(ラインスループット)と、未照射部分の確実な硬化性との両立を目指して、この技術の開発がスタートしました。

混ぜ合わせることで反応が始まる特徴を持った製品ですので、あまりに速く硬化してしまっては商品として成り立ちません。このため、ポットライフ(使用できる時間)を長時間確保しつつ、なおかつ接著部位の形狀に左右されずに確実に硬化するための材料探索及び配合検討を行い、現在の技術に至りました。

開発當時、UV-嫌気タイプやUV-プライマータイプが比較対象となっていました。その中で、モーターの基板とコイルとの接著という案件があり、嫌気もプライマーも効かない多孔體であり、內部に空気層を持つコイルに対して確実な硬化性と接著力を実現したのが、この「2液混合樹脂」でした。そこからHDDやその他駆動用の巻線コイルの固定に展開され、小型スピーカーの組立てにも採用されていったのです。

思わぬところで結果がでた!

開発當初、ラジカル系硬化觸媒と名の付くものは、徹底的にスクリーニングしていましが、その殆どが1~2時間程度で硬化してしまうか、殆ど硬化せずに終わってしまうものでした。そしてどれも表面硬化性に乏しくヌルヌルとした液狀の表面のままでした。

一晩放置しても見た目は、変化が無いように思えたため、ゴミ箱に捨てようとした所、実際は表面がエナメル質の様にピカピカに硬化していることに気付き、あわててゴミ箱からサンプルを拾い集めた事がありました。このような事があってから、アクリルオリゴマーを用いたラジカル反応系では、表面硬化性をコントロールする事とロングポットライフにすることをポイントに開発をしています。

拡充していく商品力

拡充していく商品力

2液混合樹脂は、その特性として、一定時間常溫放置しておけば、光が當たらない箇所であっても確実に接著剤が硬化します。このため、品質保証の観點からも喜ばれる製品です。

また、紫外線の照射で硬化する材料の為、紫外線が照射される環境ではA剤?B剤単體でも硬化することが可能です。

プライマーを用いた硬化も行なう事ができますし、紫外線を照射できるところを一部硬化させ、最終的には常溫で反応を完了出來る特徴を活かして、ラインタクトに合せた仮止めを行なうような使用方法をすることも可能です。2種類の樹脂を混合して使用するタイプの製品であるため、工程管理が難しいと敬遠されるお客様もいらっしゃいますが、一度ご使用いただくとその使い勝手の良さをご理解頂き、長きに渡りご使用していただけることが多い材料でもあります。

開発は、お客様とのコミュニケーション

當社は、お客様の要望をヒアリングしながら接著剤の開発を行っていきます。

その姿勢には、カスタム品が非常に多くなるというマイナス面もありますが、既製品で満足するようなお客様は少なく、必要なことだと考えています。開発擔當者と営業擔當者が同席してお客様から直接お話しをお伺いさせていただく機會もあり、このような開発姿勢が當社の製品開発力、提案力を支えていると考えています。

この「2液混合樹脂」をはじめ、當社で扱っている「紫外線硬化型接著剤」は、接著剤の中でも特殊な材料であり、お客様へご案內するには接著剤全般の知識と提案力が必要になってきます。當社にはお客様のニーズに合せた改良、開発を実施するための分析設備等が充実しており、不具合要因の解析などを詳細に実施できる點にも強みがあります。

このような技術や設備を背景に、お客様のニーズに的確に答えられ、正解率の高い提案型の技術者を目指していきたいと思います。

関連リンク

技術適用製品

評価裝置

用途別事例

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